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2017年10月6日
【コラム】アマチュアスポーツ

今回は、スポーツ庁の市場規模拡大のための政策のひとつ、
「アマチュアスポーツ」の改革についてです。

 

 

大学スポーツの振興と日本版NCAA構想

大学スポーツは日本のスポーツの振興に
大きな役割を果たしています。

箱根駅伝、ラグビー対抗戦、東京六大学野球は、
メディアでも取り上げられるほど注目度の高い大会です。

しかし、これらの大会がビジネスとして
取り扱われることはありませんでした。

何故なら、大学スポーツは部活、
つまり「課外活動」であり、教育の延長線上で行われているものだからです。

スポーツ庁は、この大学スポーツに可能性を見出し、
産業化しようとしています。

その中心にあるものが日本版NCAA構想です。

NCAAとは、アメリカにある大学スポーツ全般を
統括する組織のことです。
NCAAには1300もの大学が加盟しており、
約1000億円(2015年)の収入があります。

スポーツ庁は、このNCAA ビジネスにおける成功は
徹底したコスト削減、カンファレンス・大学間の競争主義、
統一ブランディングやプロ・アマの共存といった共存戦略により
得られた収益を、教育やスポーツに再投資することで、
更にスポーツの価値を向上させるという好循環を構築できている
ことが要因である、としています。

ここで重要なことは、
「大学生はスポーツ選手である前に学生である」ということです。
スポーツ選手として育てるあまり、
学業が疎かになってしまってはいけません。

NCAAでは、学業成績が悪いと
練習停止や試合出場停止などのペナルティが課せられます。
このように、日本版NCAAにおいても学生が
スポーツをする環境を整えつつ、
勉学にもしっかりと励むことができる環境を作っていくことが大切です。

 

中央競技団体の経営力の強化

中央競技団体とは、その種目を統括する組織のことです。

例えば、サッカーだと「日本サッカー協会」が
中央競技団体の役割を果たしています。
日本では、中央競技団体の運営資金について国からの支援が
主な財源となっており、自主財源に乏しい中央競技団体がほとんどです。

スポーツ庁は、
「多くの中央競技団体においては、事業の充実などによる収入の拡大や、
専門的知識を有した人員の確保を含む組織体制の構築において
十分と言い難く、こうした環境が、収入拡大に向けた事業の充実を
阻害し、組織や財務の不透明性や昨今相次いでいる
各種団体における不祥事の要因の一つになっていると考えられる。」
と見解を述べています。

そこで、スポーツ庁は
「今後、団体の経営力強化に向けた取組について、
例えば、日本体育協会、日本オリンピック委員会、
日本障がい者スポーツ協会等の統括団体等とともに
現状の課題整理やマーケティング力の強化に向けた方策等について
検討しつつ、IT の活用や、スポーツ経営人材育成などの関連施策と
連動して、中央競技団体の体制や取組の充実を図っていく。」
とコメントをしています。

 

今後スポーツ市場を拡大していくためにも、
中央競技団体の充実は避けては通れません。

 

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プロスポーツとアマチュアスポーツ

日本のスポーツ界の市場環境

生涯スポーツ

 

 

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・引用参考文献:
スポーツ庁:未来開拓会議(http://www.mext.go.jp/sports/b_menu/shingi/003_index/toushin/__icsFiles/afieldfile/2016/06/14/1372342_1.pdf)