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2017年10月6日
【コラム】五輪の歴史②~社会問題編~

五輪シリーズ第4弾は、五輪の歴史パート2です。
五輪では、社会の縮図のような社会問題が起こっています。
今回はその中でも、
五輪で起こったテロと人種差別の問題について書いていこうと思います。

 

 

1968年メキシコシティ五輪(ブラック・サリュート)

五輪史上一番有名だといっても過言ではない写真があります。

それは、陸上競技の200mで表彰台に立った2人の黒人男性、
1位のトミー・スミスと3位ジョン・カーロスがうつむき、
拳を掲げている写真です。

これは、ブラック・サリュートと言われ、
当時アメリカで起きていた黒人差別に反抗するために行われた行為でした。
2人は、アメリカ国歌が流れている間、ずっとうつむき、拳を掲げ続けました。

後日、五輪の政治利用を禁じている国際五輪委員会は
この2人の行為について協議し、五輪村から追放する制裁を下します。

それからがこの2人の地獄の始まりでした。

アメリカのスポーツ界からももちろん追放され、激しい批判を浴びます。
その後、妻が自殺したり、不遇の時代を過ごしますが、
今では無事名誉を回復し、1人は講演家、1人は陸上競技のコーチとして
活躍しています。

この時、2位になったオーストラリア人のピーター・ノーマンも
黒人差別反対のバッジを身につけ表彰台に上がったため、
母国で誹謗・中傷を浴び続けます。

それでも、最終的には名誉を回復し、映画の題材としても扱われました。
この様子は、日本のテレビ番組でも放送されています。

 

1972年ミュンヘン五輪(黒い九月事件)

1972年にドイツのミュンヘンで行われた五輪では、
五輪史上最悪ともいわれる事件が起きました。

これは、パレスチナの武装組織、「黒い九月」が五輪選手村に立ち入り、
イスラエルに収監されている人間の解放を求めて人質を取って立てこもった事件です。

この事件によって、イスラエル選手団11名と、
事件の対応にあたった警察官1名が亡くなりました。
事件中五輪は中断され、34時間後に五輪は再開されました。

この事件以降、五輪の警備は強化され、
五輪村への関係者以外の立ち入りが禁止されました。

 

 

【関連コラムはこちら】

近代五輪の歴史①~政治利用された五輪~

近代五輪

嘉納治五郎と五輪

五輪とスポンサー

 

 

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・引用参考文献
奇跡体験!アンビリーバボー:オリンピック史上もっとも有名な写真★知られざる真実 http://www.fujitv.co.jp/unb/contents/170126_1.html
ウィキペディア:ミュンヘンオリンピック事件 https://goo.gl/6M8y6H