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2017年10月6日
【コラム】スタジアム・アリーナ改革

今回のコラムは、スポーツ庁のスポーツ市場拡大政策のひとつ、
「スタジアム・アリーナ改革」についてです。

 

 

スタジアムを所有しているのは?

日本において、スタジアムは公共施設として
国や地方公共団体が管理・運営しているものがほとんどです。

プロ野球では、横浜DeNAベイスターズや
福岡ソフトバンクホークスなど一部の球団が、
自分たちでスタジアムを運営していますが、
Jリーグでスタジアムを所有しているクラブチームはありません。

一部、地方公共団体から「指定管理者制度」という形で
行政に代わり管理しているクラブもありますが、
行政から管理業務を委託されているだけで
所有しているとはいえません。

近年、サポーターからの寄付を募り建築された
吹田サッカースタジアムも、
ガンバ大阪が資金不足で所有できなかったため、
ガンバ大阪から吹田市にスタジアムを寄付し、
そのスタジアムの指定管理者を47年間取る形で、
ガンバ大阪が管理しています。

 

コストセンターからプロフィットセンターへ

①のような状況は当面続くとされており、
成長段階である日本のスポーツ界において、
スタジアムは当面の間地方公共団体が所有すると想定されます。

そこで、今はコストセンター(赤字運営)となっている
スタジアムをプロフィットセンター(適切な運営)へと
移行させようという改革がなされています。

このプロフィットには、お金だけではなく地域の住民に
有効にスタジアムを使用してもらう、という意味も込められています。

現在、サッカーのスタジアムだと
ホームゲームが開催されるのは年に約20試合ほど。
それ以外の日は開店休業が続いている状態です。

例えば、地域の住民に開放される日を週に一度作ったり、
スタジアムでスポーツ以外のライブ等のイベントを誘致するなど、
スタジアムの有効活用が求められます。

 

スタジアムを中心とした街づくり

ヨーロッパでは、スタジアムを中心とした
街づくりが進められています。
試合がなくてもスタジアムに併設されている
レストランやショッピングモールで食事やショッピングを楽しみます。

日本でも、鹿島アントラーズが
スタジアムにフィットネスクラブや病院、ミュージアムを併設し、
コンコースを開放するなどなど試合のない日にも
スタジアムに集まるような工夫がなされています。

吹田サッカースタジアムやナゴヤドームにはイオンが隣接しており、
試合日以外でも多くの人で賑わっています。

今後、スタジアムをハブとして街のにぎわいを創出することで、
地方の活性化にも重要な役割を果たすかもしれません。

 

スマートスタジアム化

スタジアムのIT化も進みつつあります。

カリフォルニアにあるリーバイス・スタジアムでは、
約1200基のWi-Fiアクセスポイントが実装されており、
スタジアムの中では快適なネット環境でスマホを使うことができます。

海外では数年前からスマートスタジアムを推進する風潮が
ありましたが、2016年にようやく日本にも
スマートスタジアム化の波が押し寄せました。

大宮アルディージャのホームスタジアムである
NACK5スタジアム大宮では、
公式アプリの公開やスタジアム内にWi-Fiのアクセスポイントを実装し、
試合中にリプレイや中継の映像が見られるようになりました。

また、1人の選手にフォーカスし、
その選手をおっかけ続ける映像の配信サービスなども実施されています。

 

以上、4つの観点から
スタジアム・アリーナ改革について考えてみました。

「見る」スポーツの発展には
スタジアム・アリーナの発展が必要不可欠です。
スポーツ市場規模拡大の大きな柱として、
これからも期待しましょう!

 

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・引用参考文献
スポーツ庁:スタジアム・アリーナ改革
http://www.mext.go.jp/prev_sports/comp/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2017/07/26/1386876_1.pdf
NTT株式会社:新たな感動と体験を~NACK5スタジアム大宮から始まる新たなストーリー~
http://www.ntt.co.jp/news2016/1609/160923a.html