ga('set', 'dimension1', dimensionValue);
2017年10月6日
【コラム】プロスポーツの拡大

今回はスポーツ庁が進める政策のひとつ、
「プロスポーツの拡大」というテーマでコラムを書きたいと思います。

 

 

現状

日本におけるプロスポーツといえば、
プロ野球やJリーグ、そして最近できた
Bリーグ等が思い浮かぶでしょう。

オリックスの金子投手が
日本人最高年俸の5億円をもらっていたり、
西武の中村選手が4億円もらっているという話を聞くと
「儲かっている業界なんだな」と思われがちです。

しかし世界の主要リーグを見てみると、
日本のプロスポーツはあまり儲かっていない部類に
入ることがわかります。

実は20年ほど前、プロ野球は
アメリカのMLB(メジャーリーグベースボール)と、
Jリーグはイギリスのプレミアリーグとほぼ同じ収入、
市場規模を誇っていました。

しかし、それから20年が経った今、
それぞれプロ野球は約3倍、
Jリーグは約5倍の差をつけられてしまっています。

MLBでは「みる」スポーツ=エンターテイメントとして
多様なニーズに応える環境づくりを進め、ビジネス展開を広げています。

また、プレミアリーグでは放映権をアジア等の海外に売り、
莫大な利益を得て収入を拡大させてきました。
日本では、以上のような取り組みが積極的に行われていないため、
現状世界の主要リーグに遅れを取っていると考えられます。

 

今後の課題・取り組み

A)競技価値の最大化に向けたチーム・リーグ運営の取組の充実

今後、さらにプロスポーツが発展していくためには、
チームとリーグが一体となって運営をする必要があると考えられます。

例えば、先日、Jリーグと
オフィシャルECプラットフォームパートナー契約を結んだ楽天が、
各クラブのオフィシャルグッズを取り扱った
公式オンラインショップをオープンさせました。

このように、リーグとクラブが共同でファンのために
活動をすることにより、ファンの拡大に繋がるのではないでしょうか。

B)地域特性、種目に応じた地域密着型ビジネスモデルの確立・普及

JリーグやBリーグのクラブが多くの都道府県に作られ、
地域密着して「地元のチーム」として活動しています。

このクラブチームを地域の資源の一つとして活用することで、
地域活性に役立てて地域の経済を活性化し、
さらにスポーツチームの規模も拡大することができます。

しかし、特色はその地域ごとによって異なるため、
地域に合わせた展開をする必要があります。

C)グローバル化の推進(スポーツコンテンツ、球団経営等の海外展開等)

欧州のサッカーリーグのように海外への
コンテンツ輸出が進んでいないというのが今の日本の現状です。

日本のスポーツに興味のある外国人を
増やすことで規模の拡大ができると考えられます。

例えば、Jリーグではアジアへの展開を行っています。
(https://www.jleague.jp/aboutj/asia/)

具体的には、アジア諸国への技術指導、
アジアでのJリーグの露出拡大等を行っており、
そのためにJリーグ内に「アジア室」を設置しています。

このような活動を通してJリーグに興味を持ってもらい、
「Jリーグ」ブランドを拡大する狙いがあります。

 

プロスポーツといえば、スポーツ業界の中でも
一番話題に上がりやすく、目立つ種類のスポーツであるといえるでしょう。
プロスポーツの拡大なくして
日本のスポーツの発展は成し遂げられないと思います。

今後世界に羽ばたいていく日本のプロスポーツに期待しましょう!

 

【関連コラムはこちら】
プロスポーツ選手の引退後

日本のプロスポーツ~プロ野球編~

日本のプロスポーツ~Jリーグ編~

 

 

 

【スポーツのお仕事をお探しの方、お気軽にご相談ください!】
ご相談事項入力フォーム
https://lp.inthezone.co.jp/#mail_form

お電話によるお問い合わせ
℡ 03-5614-0260

 

・引用参考文献
スポーツ庁(スポーツ未来開拓会議 中間報告 )
http://www.meti.go.jp/press/2016/06/20160614004/20160614004-1.pdf