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2017年10月6日
【コラム】周辺産業=スポーツツーリズムの拡大

今回は、スポーツ市場拡大に向けた柱の一つ、
「周辺産業=スポーツツーリズム」についてお話します。

 

 

 

スポーツツーリズムとは?

まず、スポーツツーリズムとは、
日本のスポーツ資源と旅行を組み合わせたものです。

例えば、2020年に開催される東京オリンピックに伴い、
多くの外国人が日本を訪れることが予想されます。

その外国人の大半が、
オリンピックのみを見て帰国するのではなく、
東京や京都で観光を楽しむでしょう。

あるいは、冬にはパウダースノーに憧れ、
たくさんの外国人がスキーをするために日本へ訪れます。

訪れた外国人は、スキーをして帰るだけではなく、
訪れた地域のおいしいご飯を食べ、お酒を飲み、
ゆっくりと温泉につかって帰国するでしょう。

このように、スポーツを通じて地域を活性化しようという
考え方のことをスポーツツーリズムといいます。

 

case1.野球のまち阿南

近年日本でも、スポーツを通じた街づくり、
スポーツツーリズムの推進が積極的に行われています。
スポーツツーリズムで成功した有名なケースに、
徳島県阿南市が挙げられます。

阿南市は、古くから野球の盛んな地域で、
プロ野球選手も輩出するなど、
住民に野球が広く浸透しています。

そこで、阿南市では「野球のまち阿南」という
スローガンを掲げ、「野球のまち推進課」を市役所内に設置し、
野球による地域活性化を行っています。

中でも、球場、アナウンス、対戦相手までも
市が見つけてくれる野球観光ツアーは
とても人気のコンテンツになっています。

夜の歓迎会では、阿波踊りが組み込まれていたりと
地域を楽しんでもらうことも忘れません。

このような努力の甲斐もあり、
阿南市は「野球のまち」としての位置を確立し、
全国各地から野球愛好家が訪れるまちになっています。

 

case2.長野県白馬村

白馬村は長野五輪の会場に選ばれるほど
積雪量に恵まれた地域で、その積雪量とパウダースノーを
活かしてスポーツツーリズムを展開してきました。

しかし、平成初年度ごろの280万人をピークに
スキー客は減少し、平成25年度には100万人にまで
落ち込んでしまいました。

そこで、白馬村では、訪日外国人に目をつけ、
平成13年に「インバウンド推進協議会」を設立し、
外国人が過ごしやすい環境づくり等を進め、
世界でも希少な日本のパウダースノー推すアプローチを仕掛けました。

その結果、日本人客こそ減少しているものの、
外国人観光客は年々増加し、「トリップアドバイザー」の
人気観光地ランキングで東京、京都、大阪に次ぐ
4位にランクインするなど、高い人気を見せています。

 

このように、スポーツを通じた地域の活性化が行われています。
この先2019年にラグビーのワールドカップがあり、
2020年には東京五輪、2021年にはワールドマスターズ関西が
日本で行われます。

この機会に、多くの外国人に地方へも
足を運んでもらえるようにプロモーション活動を
していかなければならないでしょう。

 

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スポーツのIoT活用

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・引用参考文献
徳島県阿南市,「野球のまち阿南」
http://baseball.city.anan.tokushima.jp/top.htm
スポーツ庁(2016),スポーツ未来開拓会議中間報告 http://www.meti.go.jp/press/2016/06/20160614004/20160614004-1.pdf
日本政策投資銀行「スポーツツーリズムの展開」
http://www.dbj.jp/pdf/investigate/etc/pdf/book1502_01.pdf