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2017年10月20日
【コラム】生涯スポーツ

今回のコラムでは、生涯スポーツについて説明していきます。
かつて文部科学省の課題としても挙げられていた生涯スポーツ社会の実現ですが、
そもそも生涯スポーツとは何なのか、
日本の生涯スポーツ社会実現に向けた現状について確認したいと思います。

 

 

生涯スポーツとは?

スポーツ基本法において、
「スポーツは、これを通じて幸福で豊かな生活を営むことが人々の権利」である
と定められました。

これは、日本国憲法第25条に規定されている生存権(すべて国民は、
健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する)に根拠があるとされており、
スポーツをする権利は基本的人権のひとつであると認識されています。
これを基に、生涯にわたってスポーツに親しむ環境づくりがすすめられています。

具体的には、スポーツ振興計画の中で、
「国民の誰もが、それぞれの体力や年齢、技術、興味・目的に応じて、
いつでも、どこでも、いつまでもスポーツに親しむことができる生涯スポーツ社会を実現する」
という政策目標が掲げられています。

また、日本体育協会は
「幼児から高齢者までが生涯を通じて自己の能力や志向に応じて
豊かにスポーツを享受することのできる環境づくりが必要である」と
生涯スポーツについて述べています。

 

生涯スポーツの現状について

この段落では、以前のコラムのおさらいになる(コラムNo.1)のですが、
スポーツ実施率の現状について述べた後、それについて解説しようと思います。

スポーツ庁では、生涯スポーツの実現のための政策目標として
「できるかぎり早期に,成人の週1回以上のスポーツ実施率が
3人に2人(65パーセント程度)となることを目標とする」としています。

平成28年11月に行われた世論調査において、
成人の週1回のスポーツ実施率は42.5%であり、半分にも満たないことがわかります。

スポーツをしない理由については、健康日本21の調査を見ると
「時間がないから」という回答が44%と一番多く、
続いて「仕事や家事で疲れているから」「仕事で体を使っているから」
といった理由が挙げられています。

以前は、スポーツ実施率が低いことが問題であるという言い方をしましたが、
日本体育協会の言い方を借りると、生涯スポーツ社会の実現とは
「幼児から高齢者までが生涯を通じて自己の能力や志向に応じて
豊かにスポーツを享受することのできる環境づくり」
を推進することにあります。

スポーツとの関わり方は「する」スポーツのほかに
「みる」スポーツと「支える」スポーツがあります。

現在、生涯スポーツの達成度をみる尺度としては
スポーツ実施率に重点が置かれていますが、
豊かにスポーツを享受することのできる環境づくりをすすめる上では、
それ以外にも尺度を設定する必要があると考えられます。

 

次回からは、生涯スポーツを実現するための青少年のスポーツ環境、
高齢者のスポーツ環境について見ていきたいと思います。

 

 

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・引用参考文献
スポーツ基本法スポーツ基本計画日本国憲法