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2017年10月6日
【コラム】近代五輪の歴史①~政治利用された五輪~

五輪シリーズ第3弾の今回は、五輪の歴史について書きたいと思います。

近代五輪が始まり100年以上が経過しましたが、
その最中では様々な事件が起きました。
その事件の一部を、紹介したいと思います。

まずは、「政治利用された五輪」についてです。
五輪は、大きい大会故に政治に利用されてきました。

五輪の理念では、五輪は政治には左右されないことになっていますが、
実際には政治が五輪を動かしていたこともあったのです。
今回は政治に利用された五輪をいくつか例に挙げて紹介したいと思います。

 

 

 

1936年ベルリン五輪

1936年のベルリン五輪では、
ヒトラーが五輪を使ってナチスの力を全世界に示そうとしていました。
近代五輪として初めて聖火リレーを実施し、
ヨーロッパ諸国を走ってまわりました。

また、とても大きなスタジアムを国を挙げて建設し、
五輪史上初めて衛星放送での中継を行って開会式のヒトラーの様子、
ドイツの偉大さを世界に発信しようとしました。

今では普通のように見かける聖火リレーも、
衛星放送での中継もヒトラーが政治に利用し、
プロパガンダ効果を得ようとして行ったものだったのです。

 

1980年モスクワ五輪

なんと、日本でも五輪が政治利用されたことがありました。
1980年のモスクワ五輪での出来事です。

五輪前年の1979年、12月にソ連がアフガニスタンへの侵攻を行いました。
当時のアメリカ大統領カーターは、
侵攻反対の意味を込めてモスクワ五輪のボイコットを表明します。

それだけではなく、友好国にもボイコットもするように求めかけました。
日本政府は、不参加の意向を表明しますが、
JOCには選手にとって4年に1度の夢の祭典、
なんとか出させてあげたいという気持ちがありました。

結局、JOCの総会での採決が取られることとなり、
29対13で不参加が決まってしまいました。

この際、もし参加に投票した競技の代表者には
その競技への来年以降の予算分配をしないなどの
圧力がかけられていたという話もあります。

結局、JOCは政治の力に屈してしまい、
アメリカがソ連を批判するための政治的な手段としての
ボイコットの助力をしてしまったのです。

平和の祭典である五輪が、このような政治的な利用をされないように、
また政治利用しないように私たちも気を付けていかなければなりません。

 

 

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五輪の歴史②~社会問題編~

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