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2017年10月6日
【コラム】2020 東京五輪②

前回のコラムでは、2020年の東京五輪で期待されること、
メリットについて書きました。
今回は、デメリットについて書いていきたいと思います。

 

 

2020東京五輪開催のデメリット

(1)開催費用がかかる

2020東京五輪は、「コンパクト」をコンセプトに開催され、
かかる費用は最小限におさえられての開催になります。

しかし、それでも巨額のお金が動くことになります。
日本スポーツ振興センターの発表によると、
何かと話題になっている新国立競技場の建設費用に関して、
事業者と約1490億円の契約金額で契約を結んだとしています。

これは、競技場の建設という点を考慮しても
かなり大きな金額が動くことになります。

例えば2015年に建設された大阪の吹田スタジアムの建設費は140億円です。
それと比較すると、新国立競技場の建設に
いかに莫大な資金が投入されているかが分かります。

その他にも、選手村などの設置費用や当日運営の人件費など、
開催に向けて様々な経費が必要となります。

スポンサー等の収入で賄いきれない部分は
国が負担することになると予想されます。
国の予算には限りがあるので、震災の復興等の必要な場所に
国の予算が投入されなくなってしまう危険があるのです。

 

(2)地域間格差が広がる恐れがある

今回の五輪は、「日本」での開催ですが、
ほとんどの種目はその名の通り「東京」で行われます。
サッカーなどの競技は仙台、札幌で予選の開催がありますが、
そのように地方で開催する競技はごく一部です。

また、東京以外のさいたまや茨城など首都圏で
開催される競技もありますが、インフラの整備も東京に集中しています。
インバウンドによる観光も、地域に少しは経済効果があっても、
その中心は東京になることが予想されます。

このように、国が莫大な資金をかけても、
その効果は東京にしか影響しない可能性もあるのです。
これによって、東京とその他の地域の格差をさらに広げてしまいかねません。

 

開催が決まった「今」できること

このように2020東京五輪開催のメリット、デメリットを挙げてきましたが、
もう東京五輪の開催は正式に決定し、3年後に迫っています。

これから開催に向けて、少しでも世界が注目するスポーツの祭典、
東京五輪を意味のある大会に、世界中の方々の記憶に残る大会にするために
良い点も悪い点も把握し、世界から友人を受け入れる準備を進めなければなりません。

 

 

 

【関連コラムはこちら】

近代五輪

五輪とスポンサー

2020 東京五輪①

嘉納治五郎と五輪

 

 

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・引用参考文献
日本スポーツ振興センター:新国立競技場整備事業契約締結のお知らせhttp://www.jpnsport.go.jp/newstadium/Portals/0/briefing/20161005_briefing8_siryou_02.pdf・VICTORY:適正価格か高過ぎか!? スタジアム建設費事情https://victorysportsnews.com/articles/67/original